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2009年01月12日

10分間読書と漢字ドリル

日本語クラスでは、「10分間読書」と「漢字ドリル」を授業の始めに取り入れています。
去年の夏ごろから授業に組み入れてきましたが、少しずつ定着してきたように感じます。

10分間読書は、もちろん日本語で書かれた本が対象で、他の友だちの邪魔にならないように静かに読むということが大切なルールになっています。それでも、集中してくると、子どもたちの中には、自分の世界に入り込み、つい「先生、先生!」と大きな声で質問をしたり、「ん~~」と喉を震わせて考えてみたり、時には、声をあげて笑い出す子までいます。それは、その子が集中している証拠だと思いますが、たまに盛り上がり過ぎて、となりの子とおしゃべりを始めることがあるので、その時は注意しています。自分が面白いと思った場面を、他の友だちにも伝えたくなる気持ちは分かります^^

漢字ドリルは10分間読書の後に行なっています。子どもたちは、個々のレベルにあった学年の漢字ドリルを、書き順や音読に注意しながら1ページずつ進めます。ドリルの中には、ミニテストもあるので、そのテストに合格できれば次のページへ進めるというルールをつくっています。不合格の場合は、再テストをします。子どもたちの中には、授業時間外でも職員室に来て、再テストを希望する子もいます。

子どもたちを全体的に見てみると、日本語学習に対する意識が少しずつ高まってきているように感じます。漢字に触れる機会が増えたこと、読書が少しずつできるようになったこと、そこから多少でも学習する喜びが得られたことも関係していると思います。また、それは、日本語を含め学習に対する子どもたちの姿勢が受動的なものから、少しずつ(その重心を)自発的なものへ移行し始めたことを示しているのかも知れません・・・

導入当初は、集中できずにおしゃべりをする子や、嫌々な態度で臨む子が多かったのですが、ここ最近の学習態度を見ても、だいぶ集中(を続ける)力がついてきたように感じます。嬉しいことは、漢字が嫌いだと言っていた子が、「漢字が少し好きになった」とか漢字が読めたときに「分かった!」と驚いたように喜ぶ子どもの姿を見たときなどです。やはり分からなかったことが分かるということは、子どもも大人も同じように嬉しいことなんですね。
もちろん、漢字を含めた日本語学習に対してまだまだ苦手意識を持っている子どももいるので、その子たちにどのような学習を展開していくのか。日本語クラスの大きな課題の一つでもあり、楽しみでもあります。

その子どもたちが、少しでも早く学ぶことの喜びを感じられるように、私たちも努力していく次第です。



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